静岡聖ペテロ教会(日本聖公会横浜教区)Shizuoka St.Peter's Anglican Church, Shizuoka

TEL054-246-8013 早朝聖餐式 午前7時30分~、午前10時半~ Regular Sunday Services 7:30a.m. / 10:30a.m Eucharist

今月の聖書

≪今月の福音書≫ マタイによる福音書 1:23  降臨節第4主日
  神は我々と共におられる
             牧師 司祭 シモン 長野 睦

 今年も御子の御降誕を祝いご再臨に備える降臨節の期節に入りました。2千年前、ベツレヘムの片隅で起こった出来事は、聖書によれば、それに立ち会った人々はごく限られた人々でした。しかしそれは今日に至るまで全ての時代と国々にあまねく広がっています。また今後も広がっていくことでしょう。私たちもこの地にあって多くの人々と共にこの喜びを分かち合いたいと思います。
 「見よ、おとめが身ごもって男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。」この名は、「神は我々と共におられる」という意味である。とイザヤ書の言葉が引用されています。これは聖マリヤの妊娠を知って思い悩む聖ヨセフに告げられた天使の言葉です。私たちがクリスマスにこの言葉を読むとき、神様は今日、我々と共におられる、私と共に、あなたと共におられるという意味です。私たちが互いに認め合っていようとも、あるいは認め合っていなくても、自分が受け入れられていてもいなくても、それに関りなく神様は共にいてくださるというのです。
 私たちは単独に、孤独に生きていくことはできません。人々と共に、人々の中で支え、支えられて生きていくことができます。創世記に最初の人間アダムが創られたとき、神様は「人が一人でいるのはよくない」ともう一人の人エバを創られました。私たちは創造の初めから共にある存在として創られているのです。神様はこの「共に」という存在として私たちにいてくださいます。わたしたちがいま孤独に中にあったとしても、神様は共にいてくださいます。降誕日はこの喜びが知らされるときです。そして降臨節はこの喜びを思い巡らすときです。聖マタイの福音書の最後には「わたしは世の終わりまで、いつもあなた方と共にいる」と弟子たちに語られました。
 この1年間、神様が常に私たちと共にいてくださったことを感謝し、降誕日の喜びを共に祝いましょう。
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