静岡聖ペテロ教会(日本聖公会横浜教区)Shizuoka St.Peter's Anglican Church, Shizuoka

TEL054-246-8013 早朝聖餐式 午前7時30分~、午前10時半~ Regular Sunday Services 7:30a.m. / 10:30a.m Eucharist

今月の聖書

≪今月の福音書≫  マタイによる福音書4:12-23(顕現後第3主日
新しい年を迎えて
          牧師 司祭 シモン 長野 睦

 新しい年を迎えました。今月は今年度の定例信徒総会も予定されており、いよいよ新しい年の歩みを始めます。私たちの思いの、生活の目指すところは聖パウロによって教えられた「私たちの主イエス・キリストの名によってあなた方に勧告します。皆、勝手なことを言わず、仲たがいせず、心を一つにし思いを一つにして、固く結びあいなさい。私の兄弟たち、実はあなた方の間に争いがあると知らされました。」私たちも主イエス・キリストによって心を一つにして歩みたいと思います。
 新しい年の福音書は、顕現後第2主日も第3主日も弟子の召命物語でした。第2主日は、フィリポとナタナエルの召命でした。第3主日は洗礼者ヨハネが捕らえられたことを契機として、主イエス様はガリラヤに退かれ、天の国の近づいたことの宣教を始められます。その宣教の開始に際してなされたことはご自身と共に働く弟子の召命でありました。この福音書ではアンデレとシモン、ヤコブとヨハネという二組の兄弟、4人の弟子が召されます。このうち、シモンは弟子たちの筆頭となり、ヤコブは弟子たちの内で最初に殉教し、ヨハネは弟子たちのほとんどが殉教したと伝えられ中、80歳から90歳まで生き残ったと伝えられている弟子です。このように弟子たちは短いときの中にも波乱に満ちた生涯が秘められています。
 私たちのこの新しい年はどのような一年になるのでしょうか。弟子たちが漁という生活の場の中で主イエス様と出会ったように、私たちも家庭や職場や地域という生活の中で主イエス様に出あいます。また新しい出会いを経験します。その生活の中で呼びかけられ、召されます。私たちも主イエス様の召しにかなう一年を送りたいと思います。
 私事ですが、私は今年70歳の定年の年を迎えます。教会を離れるのは来年の3月末ですが、最後の一年間を心を新たにして生活してまいりたいと願っております。

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2016年12月11日~2017年12月12日の予定

12月11日(日)降臨節第3主日。10時15分、聖歌を歌う会。
         礼拝後、愛餐会。13時15分、婦人会。
   13日(火)10時、婦人会お仕事会。
   14日(水)教区使徒団の日。聖書を学ぶ会は12月はお休みです。
   15日(木)関西学院大学OB会クリスマス。司祭:清水聖ヤコブ教会。
   17日(土)10時、聖堂・会館掃除。
   18日(日)降臨節第4主日。礼拝後、愛餐会。愛餐会後、大掃除。
         クリスマス諸準備。キャンドル・サービス準備。
   20日(火)19時、キリスト教勉強会。
   21日(水) 使徒聖トマス日。10時、聖餐式
   22日(木)⒑時30分、教区婦人会役員会。当教会。
   23日(金)17時、清水聖ヤコブ教会、キャンドル・サービス。
   24日(土)10時、聖堂、会館掃除。
         18時、降誕日前夜礼拝、キャンドル・サービス。
         23時、降誕日第1聖餐式
   25日(日)降誕日。7時30分、降誕日第2聖餐式。11時、降誕日第3聖餐式
         島田伝道所と合同礼拝になります。
         礼拝後、愛餐会・祝会。教会委員、教区会信徒代議員選挙開票。
   26日(月)最初の殉教者聖ステパノ日。10時、聖餐式。  
   27日(火)福音記者・使徒聖ヨハネ日。10時、聖餐式。  
     ※26日~28日病床、家庭聖餐を行います。
   28日(水)聖なる幼子の日。10時、聖餐式        
   30日(金)10時、12月逝去者記念聖餐式
 1月 1日(日)主イエス命名の日。11時聖餐式
        7時30分の礼拝はありません。
        なお1月の主日の定例集会、行事は1週間ずつずれて行われます。
        清水聖ヤコブ教会との合同礼拝となります。                                 
    6日(金)顕現日。10時聖餐式
    7日(土)10時、聖堂、会館掃除。19時30分、清水、教会委員会。
    8日(日)顕現後第1主日。礼拝後、愛餐会。13時15分、教会委員会。
   10日(火)10時、婦人会お仕事会。
   11日(水)10時30分、教区婦人会役員会。当教会。
   12日(木)10時、聖書を学ぶ会。教区婦人会役員会のため曜日を変更。
※司祭は毎月第1日曜日から第3日曜日は9時から清水聖ヤコブの聖餐式
 第4日曜日と5日曜日は静岡聖ペテロ教会と清水聖ヤコブ教会との静岡での合同礼拝。
 毎月第4日曜日は15時より島田の聖餐式に出かけます。歩歩路(ポポロ)
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今月の聖書

≪今月の福音書≫  マタイによる福音書11:2~11(降臨節第3主日
クリスマスを迎える
              牧師 司祭 シモン 長野 睦
 私たちが毎年、毎年迎えるクリスマス。どんなに忙しい年であっても、あるいは何もすることがない日々であっても、期節ごとに年は移っていきます。そして若いころに比べてその時間の経過は本当に早く感じます。若いころ、お年寄りの方から年を取ると一年過ぎるのが本当に早いと伺ったことがあります。このことを実感として感じ取れるようになってからもう何年過ぎただろうかと考えるこの頃です。
 このような年の暮れに私たちはクリスマスを迎えます。クリスマスは言うまでもなく救い主イエス・キリストの誕生をお祝いするときです。ですから私たちは毎年迎えるクリスマスであっても、毎年新たな気持ちで救い主をお迎えいたします。私たちはこの一年を振り返りますと、大きな出来事のあった方はもちろん、たとえ何もないような平凡な年であったとしても、少し意識して考えてみますと、実に様々な出来事を見出すことができます。苦しいことも喜びもあった一年です。私たちはこのような思いの中にクリスマスを迎えようとしています。
 クリスマスは主イエス様の誕生を喜び、再臨を待ち望む祝日です。教会暦はこのあと1月1日を「主イエス命名日」として祝い、そのあと主イエス様と共に歩んでまいります。まさしく主イエス様と共に新しい一年が始まります。主イエス様と共にこの一年を締めくくり、主イエス様と共に新しい一年を歩みたいと思います。
 この日の福音書は洗礼者ヨハネの迷いが記されていました。ヨハネは獄中にあって悩み、迷っています。もしかするとこのヨハネの迷いは私たちの迷いであるかもしれません。私たちもクリスマスはクリスマスの行事としてやり過ごしながら、心の奥では違う何かを待っているのかもしれません。キリストと共に生きるよりもそれを阻害し、あるいはそれ以外に求めるものが多くあるのかもしれません。私たちは(私は)今年のクリスマス、このことをゆっくり考えていきたいと思います。そして喜びをもってともに喜びのクリスマスをお迎えいたしましょう。
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2016年11月13日~12月13日の予定

11月13日(日)聖霊降臨後第26主日 10時15分、聖歌を歌う会。
         礼拝後、七五三。終了後、愛餐会。
         13時15分、婦人会。バザー残品陶器類整理(ゴミ出し)。
   15日(火)10時、婦人会お仕事会。19時、キリスト教勉強会。
   16日(水)10時30分、教区婦人会役員会。当教会にて。
   17日(水)司祭:清水聖ヤコブ教会訪問。
   19日(土)聖堂、会館掃除。
   20日(日)降臨節主日。収穫感謝礼拝。礼拝後、愛餐会。
         14時30分、ホームミッション委員会。
   22日(火)18時~23日(水)16時、横浜教区教区会。横浜聖アンデレ教会。
   25日(金)10時、12月逝去者記念聖餐式
   26日(土)10時、聖堂、会館掃除。
   27日(日)降臨節第1主日。10時15分、聖歌を歌う会。島田伝道所と合同。
   30日(水)使徒聖アンデレ日。10時聖餐式。終了後、聖書を学ぶ会。
12月 3日(土)10時、聖堂、会館掃除。司祭19時30分、清水聖ヤコブ教会・教
         会委員会。
    4日(日)降臨節第2主日。礼拝後、愛餐会。13時15分、教会委員会。
         日曜学校クリスマス。
         15時、清水聖ヤコブ教会クリスマス・コンサート。
   10日(土)10時、聖堂、会館掃除。
   11日(日)降臨節第3主日。10時15分、聖歌を歌う会。礼拝後、餐会。13時15分、婦人会。
   13日(火)10時、婦人会お仕事会。

※ 司祭は毎月第1日曜日から第3日曜日は9時から清水聖ヤコブの聖餐式
  第4日  曜日と5日曜日は静岡聖ペテロ教会と清水聖ヤコブ教会との静岡での合同礼拝。
  毎月第4日曜日は15時より島田の聖餐式に出かけます。歩歩路(ポポロ)

❉11月の聖書を学ぶ会=マカバイ記9章から
❉11月のキリスト教勉強会=ユディト記1章から
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今月の聖書

≪今月の福音書≫  ルカによる福音書21:5~19(特定28)
世の終わりの時
               牧師 司祭 シモン 長野 睦
 11月も半ばになろうとしています。今月の最後の主日には降臨節第1主日に入ります。今年もいよいよクリスマスを迎える準備の時に入ります。年の瀬というにはもう少しという感じがありますが、この季節はこれから気ぜわしい季節になります。私たちは心を引き締めながら主をお迎えする準備に入りたいと思います。
 この主日福音書には、主イエス様によって世の終わりの時のしるしや様子についての警告の言葉が記されていました。世の中の様々な不安な様相や出来事とは裏腹にエルサレムの神殿は見事な石と様々な奉納物で飾られている。そしてそれに対する人々の賞賛。イエス様はこのようなエルサレムの様子の中に神の御心とご計画を知らず、知ろうともしないで神殿を飾り立てている人々に対する憤りと嘆きを感じ取ることができます。直接的にはこの主イエス様の言葉はエルサレムの崩壊の予言ですが、これは実際に紀元70年に起こりました。しかし、人々と主イエス様の対話はこのようにエルサレムの神殿の崩壊だけではなく、さらに大きく世の終わりの預言にまで広げられていきます。
 当時のイスラエルはローマの支配の苦難の中にあって熱狂的な終末の期待が一部にあったといわれます。具体的な毎日の生活の中に、戦争、地震、疫病、飢饉などに直面していたら、早くこの苦しい世界が終わり、新しい世界が始まることに誰でも期待を寄せるのは当然のことかもしれません。そしてこれらの様々な現象が終末の予表として受けとめられていたのです。
 今日の私たちもこの福音書から遠く離れたところにいるのではないことに気づきます。主イエス様は終末の時は誰も知らない。御子であるご自身すら知らないとおっしゃっておられます。それは父なる神のみがご存じであり、神の救いのご計画が備えられていると教えられます。私たちは常に再臨のキリストを待ち望む緊張感を持ちながら日々を過ごしてまいりたいと思います。

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