3(日)大斎節第3主日
聖餐式(7:30・10:30)
教会委員会
大斎節プログラム①
(聖餐式に引き続き)
10(日) 大斎節第4主日
聖餐式(7:30・10:30)
ぶどうの会
大斎節プログラム②
(聖餐式に引き続き)
17(日)大斎節第5主日
聖餐式(7:30)
み言葉の礼拝(10:30)
19(火) 聖ヨセフ日
聖餐式(10:00)
22(金) 3月度逝去者記念聖餐式
(10:00)
24(日) 復活前主日(枝の主日)
聖餐式(7:30・10:30)
※ 島田集会聖餐式はお休みです。
28(木) 聖木曜日
29(金) 聖金曜日(受苦日)
30(土) 聖土曜日
31(日) 復活日
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月報聖ペテロ3月号巻頭言
本当に、この人は神の子だった
司祭 エドワード 宇津山武志
今年、主日聖餐式において、わたしたちはマルコによる福音書を中心に、神の国の良き知らせに耳を傾け、神のみ心を探ね、歩んでいます。マルコはその福音書の冒頭で「神の子イエス・キリストの福音のはじめ」と筆を起こしますが、そこに記される主イエスさまのお姿は、神の子としての偉大さよりも、人として歩まれた生の弱さが際立ちます。
ガリラヤのナザレからヨルダン川でヨハネから洗礼を受け、荒れ野で四十日四十夜にわたるサタンの試みを退け、ガリラヤに戻り、最初の弟子たちを召して福音宣教の旅路を歩みはじめてからというもの、主イエスは大いなる神の力をもって汚れた霊に取り憑かれた人、多くの病人を癒し、方々の町や村を巡り歩いて神の国の福音を力強く宣べ伝えました。人々はその言葉と業に大いに驚き、湧き立ち、励まされ、歓喜しました。一方このような成果に対して、主の反応はどこか煮え切らないというか、喜びをもってそれに呼応していない印象を感じます。主は人々の反応とご自身の思い、天の父なる神のみ思いの間に埋めようのない溝、すれ違いを覚えておられたに違いありません。事実、ずっと一緒に行動していた弟子たちですら「誰が一番偉い」だのなんだのと、主の真意を理解していなかったのですから。さらに敵対者に至っては「あいつは悪魔に取り憑かれている」とさえ思い罵倒していたのです。ちょっと極端な言い方ですが、主イエスさまの真のお姿、「イエスが神の子である」ということは、その力ある業(しるし)によっては誰も理解できなかったということでしょう。
主イエスが「ほむべき方の子、メシア」であるとはっきりと宣言されたのは、神を侮辱する者として捕えられ引き出された裁判の席においてでした。それは権力者の更なる憎悪を招き、やはりあの男は死刑にされなければならないという結論に至りました。弟子たちに見捨てられ、人々には唾を吐きかけられ、殴られ、服を剥ぎ取られ…、愚弄のかぎりを尽くされ、主は十字架の上に地上のご生涯を無惨にも奪われました。それは人の目に、そして歴史の中で繰り返される反逆者の無力、屈辱、敗北でした。ところが、この出来事を目撃した一人の人がこう口にします。「本当に、この人は神の子だった」、ローマ軍の百人隊長です。アブラハムの子孫を自認する人々が考えていた神の救いの系譜、救いの歴史からまったく無関係の異邦人が主イエスの本質を遂に正しく言葉にしたのです。そのことは起こったのこそ、主イエスが十字架に傷ましく息を引き取られたときでした。そのとき、神と人とを遮っていた神殿の垂れ幕は真っ二つに裂けました。十字架の上に広げられた主イエスのみ腕は、すべての人を神のもとに招き、包みます。十字架にこそ、遂に神の力が顕わに示されたのです。ハレルヤ。
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2024年1、2月の予定
1月の予定
1( 月)主イエス命名の日
聖餐式(11:00)
6(土)顕現日 聖餐式(10:00)
7(日)顕現後第1主日・主イエス洗礼の日
み言葉の礼拝(10:30)
教会委員会(12:45)
14(日) 顕現後第2主日
み言葉の礼拝(10:30)
ぶどうの会(礼拝後)
21(日) 顕現後第3主日
聖餐式(7:30)
み言葉の礼拝(10:30)
25(木) 使徒聖パウロ回心日
聖餐式(10:00)
26(金) 1月度逝去者記念聖餐式
(10:00)
28(日) 顕現後第4主日
聖餐式(7:30・10:30)
堅信受領者総会(礼拝後)
2月の予定
2 (金) 被献日
聖餐式(10:00)
4 (日) 顕現後第5主日
聖餐式(7:30・10:30)
教会委員会(12:45)
11 (日) 大斎節前主日
聖餐式(7:30・10:30)
ぶどうの会「お楽しみ会」(礼拝後)
14 (水) 大斎始日(10:00)
16(金) 2月度 逝去者記念聖餐式(10:00)
18 (日) 大斎節第1主日
聖餐式(7:30)
み言葉の礼拝(10:30)
【清水】聖餐式(10:30)・教会委員会
24 (土) 使徒聖マッテヤ日
聖餐式(10:00)
25 (日) 大斎節第2主日
聖餐式(7:30・10:30)
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月報聖ペテロ巻頭言1月号
被献日によせて
司祭 エドワード 宇津山武志
12月25日の「降誕日」に始まる祝祭は、2月2日の「被献日」をもって一つの区切りを迎えます。
レビ記12章には、出産にまつわる様々な規定がまとめられています。出産は出血を伴いますので、男児を出産したとき、産婦は七日の間汚れています。そして八日目に割礼と命名が行われます。これが1月1日の以前は受割礼日と呼ばれていた「主イエス命名の日」です。産婦は出血の汚れが清まるまでさらに33日間家に留まり、その清めの期間を終えて“お宮参り”にいきます。ユダヤ教では、人間であれ家畜であれ、その家に初めて生まれた子は神さまに献げなければなりませんでした(出エジプト13:2)。アブラハムによるイサクの奉献の故事にも思いが至りますが、その本意は、恵みが神さまからいただいたものであるということの確認、最も大切なものを神さまに献げることを通して神への感謝と信頼を改めて認識することにありました。実際には、初子の身代わりとして、小羊一匹、あるいは家鳩か山鳩二羽を献げ物としました。このように、被献日には二つの意味があります。一つは産婦(マリア)の清め、もう一つは初子(イエス)の奉献です。
さて、律法にしたがって神殿に詣でた聖家族に思いがけないことが起こりました。シメオンとアンナという高齢の預言者が彼らを喜び迎えたのです。
シメオンは「正しい人で信仰があつく、イスラエルの慰められるのを待ち望み、聖霊が彼にとどまっていた。そして、主が遣わすメシアに会うまでは決して死なない、とのお告げを聖霊から受けて」いました。「シメオンが“霊”に導かれて神殿の境内に入って来たとき、両親は、幼子のために律法の規定どおりにいけにえを献げようとして、イエスを連れて来た。シメオンは幼子を腕に抱き、神をたたえて言った。「主よ、今こそあなたは、お言葉どおり この僕を安らかに去らせてくださいます。 わたしはこの目であなたの救いを見たからです。 これは万民のために整えてくださった救いで、 異邦人を照らす啓示の光、あなたの民イスラエルの誉れです。」(ルカ2:25〜32)。夕の礼拝で毎日に唱える「シメオンの賛歌」です。
この日、両親の目的は、彼らに幼子が与えられたことを神に感謝し、その生涯を神に委ねるとともに、鳩を生け贄として献げ、愛する幼子の命を買い戻すことでした。しかし神は、シメオンの口を通して、この幼子こそが万民の救いとしての生け贄であり、そのために神はこの幼子を清めて人類の手にお返しになったのです。わたしたちは聖餐式の度に「自らを献げて」(懺悔の呼びかけの言葉)神の清めをいただき、救いの器としてこの世へと遣わされていくのです。
2023年12月の予定
3(日)降臨節第1主日
聖餐式(7:30・10:30)
教会委員会(12:45)
10(日)降臨節第2主日
聖餐式(7:30・10:30)
ぶどうの会(礼拝後)
大掃除
19(日)降臨節第3主日
聖餐式(7:30)
み言葉の礼拝(10:30)
21(木)使徒聖トマス日
聖餐式(10:00)
22(金)12月度逝去者記念聖餐式
(10:00)
24(日)降臨節第4主日
聖餐式(7:30・10:30)
降誕日前夕の礼拝(18:00)
降誕日 聖餐式①(22:00)
25(月)降誕日
降誕日 聖餐式②(7:30)
降誕日 聖餐式③(10:00 祝会)
26(火)最初の殉教者性ステパノ日
聖餐式(10:00)
27(水)福音記者使徒聖ヨハネ日
聖餐式(10:00)
28(木)聖なる幼子の日
聖餐式(10:00)
31(日)降誕後第1主日
聖餐式(7:30・幼児祝福式10:30)
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